ドライアイの季節「冬」に備えて今からできる目のケア
このごろ仕事で目を酷使しすぎて辛いです•••。ずっとパソコンの画面を見ているので、疲れて視界がぼやけてしまいます。今はまだ湿度が高いので大丈夫なのですが、毎年冬になると「かすみ」に加えて攻撃をしかけてくる「乾燥」が厄介です。激しい痛みで目も開けられなくなる上、悲しくもないのに涙があふれてきます。号泣しながら街を歩いた経験は一度や二度ではありません。
—涙のわけを聞いてもいいかい、レディー
なんて、やさしくロマンチックに聞いてくれる紳士はこの地球を隅っこまで執念深く丹念に探してもどこにもいないので、さっさと自分でなんとかしましょう!
そんなこんなで、今年は今のうちから、普段からお世話になっている自分のアイズを労わろうと思います。ケア方法を調べ、まとめてみたので皆さんも参考にしてみてください。
目次
目のトラブルを知り予防
目の疲れや乾きなどを感じたとき、適切な対処をせず放置し続けると視力低下や症状の慢性化を招いてしまいます。目の不調は、肩こりや頭痛など全身の倦怠感にも及ぶものです。自分がどういった症状に悩まされているのかを把握し、対策を立てていきましょう。
主な目のトラブル
眼精疲労
ほかの病気、精神的ストレス、目の使いすぎなど、考えられる要因はさまざま。定期的に目を休めたり、目を温めて血行を促進したりすることが大事です。
ドライアイ
涙の分泌量不足。部屋の湿度を保つ、意識的に瞬きをするなどの対策が必要です。コンタクトレンズは装着時間を守り、アイメークなどはしっかり落とすこと。
まぶたのけいれん
睡眠不足や眼精疲労の可能性があります。十分な睡眠、食生活の改善などが必要です。特にビタミンを意識してとりましょう。
かゆみ
ハウスダストや花粉といった異物に対し、目を守るために血管が拡張しかゆみが出ます。自己判断で市販の薬に頼らず専門家へ。
目の充血
結膜炎、眼精疲労、ドライアイなどさまざまな要因が考えられます。更年期障害や自律神経失調症などほかの病気が隠れている場合もあるため注意。
白内障
主に老化が原因です。普段からビタミンC・E、ルテインなどを積極的に摂取することでその進行を遅らせましょう。
緑内障
完治は難しいですが、バランスのよい食事と適度な運動、ストレス、眼精疲労の軽減などが、症状進行の抑制につながるといわれています。
加齢黄斑変性
加齢により、ものが歪んで見えたり、左右の目でものの大きさが違って見えたりします。症状が進行すると視力が低下するなどの問題が出るため、定期検診を心掛けること。
眼病予防の心掛け
目の負担になるのは「乾燥」「血行不良」「目の休養不足」「パソコンやスマホのブルーライト」など。日頃から目の老化を進める原因を一つ一つなくし、リスクの低下を図ることが肝心です。
目をケアするポイント
強い光をカット
スマートフォンやパソコンのブルーライトをカットするメガネを身に付けるなど、目に負担をかける光はカットすることを意識しましょう。
※私はちょっと追加料金(確か2千円くらい?)がかかりましたが、ブルーライトカット付きのメガネを買いました。まぁ、これで目の負担が多少軽減されるなら安いものです。視力が良い人や、コンタクトの人はブルーライトカット専用メガネもあるらしいので、検討してみてください(100均にもあるようです!)。
目を酷使しない
いくらブルーライトカットのメガネをつけても、休みなしに目を使っていては意味がありません!スマートフォンやパソコンを見るときは、1時間おきに10分程度の休憩をとったり、適度に遠くを見たり目を閉じるなどしてください。
目を閉じて休める
最も基本的で簡単にできる方法が、ただ目を閉じることです。目に疲れを感じたら、まずは数秒まぶたを閉じてください。その間、何度か瞬きをするのも○。瞬きは角膜を刺激し涙腺から涙の分泌を促す役目を担っているため、表面の乾きを癒やす働きがあります。
遠くを見つめる
視力回復には、遠くの風景を見るのが良いとよくいわれます。遠くの山並みや水平線を、広い視野でゆっくりと眺めてみましょう。
目を温め疲労回復
目を温めることで血行を促進させ、筋肉の緊張を解すことができます。市販のアイマスクでもかまいませんが、電子レンジで温めたタオルを使っても効果は十分。ほかほかの蒸しタオルをまぶたの上に置き、目をゆっくりと休ませましょう。
※たまに「めぐりズム」のホットアイマスクで目を温めるのも好きです。ラベンダーの香りに包まれて極上のひととき♫
体操・ストレッチ
体を軽く動かすことで血行が促進され目の疲れが回復します。なるべく全身を使ってストレッチしましょう。
睡眠・栄養をたっぷり
疲れた目を回復させるには、睡眠・栄養を十分とることが大事です。目の健康を支える栄養素は、ビタミンA、B群、アスタキサンチン、ルテインなど。豚肉や鮭、玄米等をバランスよくとるようにしてください。
※お財布に余裕がある方は自分に合ったサプリを探してもいいかもしれません。食事で補いきれない分を効率的にとれるんじゃないかなと思うので。
作業環境を整える
パソコンで作業をすることが多い方は、その環境を整えることで極力目の負担をやわらげるようにしましょう。例えばスマートフォン・パソコンの画面は、目から40センチ以上離すこと。画面の中央が目より少し下側にくるようにするのがおすすめです。輝度が高いと目に悪いので、明るくしすぎないよう注意。
椅子の高さを調節
肩や首の筋肉が緊張すると目の血行が悪くなるため、キーボードを打つときは、肘の角度がゆったりと90度以上になるように椅子の高さを調節してください。
パソコンの画面を目より下に置く
画面が目線より下にあればまぶたが閉じ気味になり、目が乾燥しにくくなります。逆にいえば画面が目線より上にあるとまぶたが開き気味になり、ドライアイにつながるということ。パソコンだけでなく、テレビも寝転んで見上げる形で楽しむのは控えましょう。
エアコンをつけたら加湿器も
エアコンの効いた室内はどうしても乾燥しがち。目の保湿のためにも加湿器を使うと良いでしょう。また、エアコンの風が直接目に当たらないように注意してください。
上手な目薬のさし方
個人的に、市販の目薬は防腐剤が入っているので避けた方が良いと思っています。なのでどうしてもドライアイで涙が止まらなくなったりしたときは、病院で処方されたものか、市販でも防腐剤無添加の目薬を使っています。使い方も安全で効果的な方法があるらしいので、皆さんも参考にしてみてください。
点眼の注意点
- 他人の目薬は不衛生なため使用しないこと。
- まぶたの中に多くの薬剤をためておくことはできません。基本的に点眼は1回につき1滴で十分です。
- 目が乾くからといって、1日に何度も点眼しないでください。使用回数を守らないと、涙の成分が洗い流されたり、薬によっては防腐剤が角膜を傷付けることもあります。
- 点眼後、まばたきは不要です。目を閉じて軽く目頭を押さえるだけで、自然と全体に行き渡ります。
点眼の手順
①手指を洗い清潔にする。
②容器の先に触れないようキャップをとる。
③上を向き、下まぶたを抑えて点眼。このとき、まつ毛や目に容器が触れないよう注意。
④しばらく目を閉じ、やさしく目頭を押さえる。
⑤あふれた目薬をティッシュで拭き取る。
以上、目のケア方法のご紹介でした。全てに気を配ることは難しいですが、頭の片隅にでも覚えておくといいかもしれませんね。しかしこうしてブログを書いている間にも、私の目は徐々に蝕まれているのだろう…